[目次]
第1章 聖書は「預言」でできている
「神を信じている」のが恥ずかしかった幼少期
聖書へのイメージが変わったある先輩との出会い
聖書は単なる宗教の本ではない
聖書による「預言」とオカルト・占いによる「予言」の違い
「預言」とは神から預かった言葉
本物の預言かどうか見分ける2つの基準
なぜ、聖書は預言しているのか?
聖書は神から導かれて書かれた書物である
聖書のテーマは「キリスト」である
聖書は世界の起源から終末預言まですべてが書かれている
第2章 ユダヤ民族の命運に影響を与えた古代帝国の預言
神は人類に呼びかけるために「アブラハム」を選んだ
聖書は何を預言しているのか
歴史のアウトラインを語るダニエル書
ダニエルが見た4つの幻
ダニエルが見た1つ目の幻――獅子と鷲の翼
ダニエルが見た2つ目の幻――熊に似た獣
ダニエルが見た3つ目の幻――どの獣よりも恐ろしい「第四の獣」
第四の獣「ローマ帝国」は4段階で姿を変えていく
ローマ帝国の第1段階:古代ローマ帝国とその後継者が支配する時代
ローマ帝国の第2段階:世界統一政府が支配する時代
ローマ帝国の第3段階:10か国帝国時代
ローマ帝国の第4段階:反キリスト帝国時代
ダニエルが見た最後の幻――人類歴史のゴールと理想郷の到来
第3章 イエス・キリストの生涯は預言されていた
メシアである必須条件とは
メシアの条件(1):アブラハムの子孫でユダヤ人である
メシアの条件(2):ダビデの子孫である
メシアの条件(3):神にして人である
メシアの条件(4):処女から生まれる
メシアの条件(5):没落貧困家庭から生まれる
メシアの条件(6):紀元70年以前に到来する
メシアの条件(7):不世出の治療者である
メシアの条件(8):ユダヤ民族から拒絶される
メシアの条件(9):ロバの子に乗ってエルサレムに入城する
メシアの条件(10):銀貨30枚で裏切られる
メシアの条件(11):不当な裁判で沈黙を貫き、自ら命を捧げる
メシアの条件(12):手足の骨が外れるような拷問死を遂げる
メシアの条件(13):メシアを取り巻く人々の行動までも預言する
メシアの条件(14):死後に復活する
イエス・キリストこそが、預言成就の証である
第4章 イエスの言葉を受け入れなかったユダヤ民族の行方
ユダヤ民族はイエスを拒んだ
イエスを拒絶する原因になった悪しき因習「口伝律法」
安息日をめぐる論争のすえ、イエスは十字架処刑される
ユダヤ民族の離散(ディアスポラ)を預言していたゼカリヤ書
イエスが語ったエルサレム包囲の預言
陥落寸前で撤退したローマ将軍セスティオス
エルサレムを脱出するイエスの追従者たち
徹底的に破壊されたエルサレム神殿
神殿の建造石材までも引き剥がされた
そして、全世界に散らされるユダヤ民族
イエスと決別したユダヤ教の成立
キリスト教側が犯した過ち
第5章 聖書は世界の覇権国家を預言していた
人類の歴史を貫く「聖書の絶対法則」
日本との関わりから見えてくる覇権国家の盛衰
ヨーロッパで最初に日本と接触した国、ポルトガルとスペイン
鎖国時代に日本が唯一貿易を続けたヨーロッパの小国、オランダ
産業革命により繁栄を極めた国、イギリス
明治維新のきっかけをもたらした国、アメリカ
日本へ来た覇権国家に隠されたある事実
国家の栄枯盛衰を決定づける聖書のある法則
覇権国家の興亡とユダヤ人の深い関係
イスラム帝国を科学立国へと発展させたユダヤの知識人たち
「大航海時代」を切り開いたユダヤ人学者
貿易大国オランダにおける影の立役者ユダヤ人
イギリスに繁栄をもたらしたユダヤ人首相
現代アメリカを支えるユダヤ系アメリカ人の影響力
「ユダヤ人を祝福する国は祝福され、ユダヤ人を呪う国は呪われる」
第6章 聖書はユダヤ民族国家の再建を預言していた
イスラエル建国の父テオドール・ヘルツル
シオニズム運動の原点となった書『ユダヤ人国家』
エゼキエル書が語るイスラエル建国の預言
ユダヤ国家再建に必要だった3つの条件
20世紀最大の政治的奇跡――国家承認と第一次中東戦争の勝利
イスラエル建国承認に踏み切るアメリカ大統領ハリー・トルーマン
イスラエル建国に伴う各国の動き
第一次中東戦争の勃発と独立を守り切るイスラエル
20世紀最大の文化的奇跡――ヘブライ語の復活
「死んだ言語」を復活させた男、エリエゼル・ベン・イェフダ
20世紀最大の考古学的奇跡――死海写本の発見
第7章 聖書は神の「人類救済計画書」である
聖書の人間観は「落ちぶれた貴族」
ユダヤ民族がメシアを受け入れるとき、人類は再生する
メシア王国が誕生すれば、至福の時代が訪れる
イエス・キリストが再臨する条件
聖書と向き合うことで、私たちの人生は前進する